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密やかな結晶

小川洋子さんの『密やかな結晶』という文庫本を買って読みました。

密やかな結晶 (講談社文庫) 密やかな結晶 (講談社文庫)

著者:小川 洋子
販売元:講談社
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日記を書くのがすごく久しぶりなのですが(読んだのに書いてない本がたまってる)、一番最近読んだ本からリハビリっぽく感想書いていきます。

デパートの本屋さんで、今月のおすすめの一冊、に選ばれていたので、しばらく前に買ったのですが、昨日読み終わりました。10年以上前の本ですが、古い感じもしないです。

架空の島に住む女の人の話。何かを失った人の小説を書いている女性が、何かをどんどん失っていく、失われていく記憶と物質のお話です。

秘密警察に大事なものを壊されたり、隠れ家に大事な人を匿ったり、いろいろなものの記憶がどんどん消えていく不思議な設定の島で、みんながそれに慣れ、でもそれに慣れない人もいて、大きな力と、それに抗おうとする小さな力の話。

解説に、「アンネの日記」との関わりの記述があって、読んでいるときは気付きませんでしたが、確かにアンネ・フランクの隠れ家とちょっと似ているのですね。

おじいさんの話し方や、フェリーの仕事がなくなってしまっても、いろんな技術を確かに持っているしっかりした生き方が、好きでした。

小川洋子さんの本を読んだのはこれで三冊目ですが、またそのうちに別の本も読んでみようと思いました。

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