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2011年7月の14件の記事

チョコレートコスモス

恩田陸さんの「チョコレートコスモス」文庫本を買って読みました。

チョコレートコスモス (角川文庫)チョコレートコスモス (角川文庫)

著者:恩田 陸
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
発売日:2011/06/23
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どんな話かまったく知らずに表紙が可愛いから買ってみたのですが、すごく面白かったです。

観察する、ということと、生きる、ということ。与えることと、生み出すこと。才能と、努力と。

演劇の世界の話で、殺人とか事件は起きないのですが、佐々木飛鳥、という女の子の不思議な魅力と、東響子という女優の魅力に、ぐいぐい引き込まれて、劇中劇の演出に、うわ、とぞくぞくしました。

登場人物が魅力的な人が多くて、もっと続きが読みたい、と思いました。「ダンデライオン」という続編があるそうなので、発売されたら読もうと思います。

作中に登場する、「欲望という名の電車 A Streetcar Named Desire」の映画は高校生のころにBS2で観たのですが、当時は怖い雰囲気しかわからなかったのに、「チョコレートコスモス」で読むと、改めて、ああ、そういう話だったのか、と感動しました。

ヴィヴィアン・リーは母親の影響か、中学生のころから好きで、「哀愁 WATERLOO BRIDGE」や「風と共に去りぬ Gone with the Wind」が好きだったのを思い出しました。

欲望という名の電車 オリジナル・ディレクターズカット スペシャル・エディション [DVD]欲望という名の電車 オリジナル・ディレクターズカット スペシャル・エディション [DVD]

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2006/05/12
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欲望という名の電車 (新潮文庫)欲望という名の電車 (新潮文庫)


著者:T.ウィリアムズ

販売元:新潮社
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作者のあとがきで、「ガラスの仮面」が好きで、あんなオーディションの場面が書きたかった、とありますが、「ガラスの仮面」のコミックスも、ここ数年巻が進んでいてうれしいです。

ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)

著者:美内 すずえ
販売元:白泉社
発売日:2010/10/29
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ヒロイン失格(3巻)

幸田もも子さんの「ヒロイン失格」3巻と、「そんでむらさきどーなった?」「誰がスッピン見せるかよ」を買って読みました。

ヒロイン失格 3 (マーガレットコミックス)ヒロイン失格 3 (マーガレットコミックス)

著者:幸田 もも子
販売元:集英社
発売日:2011/04/25
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「ヒロイン失格」は、作者のコメントに「利太がだんだん可哀想な事になってきてます。」とありますが、弘光くんも、はとりも、可哀想な事にはなっていますよね(笑)。

3巻の表紙は弘光くんですが、はとり、利太、弘光くんときたので、4巻の表紙はだれなんだろう~と楽しみです。

弘光くんのいとこの萌ちゃんの登場に始まり、中島のすっとするセリフで終わる3巻ですが、はとりがいろいろ可愛くて、好きだなあ、と思います。

そんでむらさきどーなった? (マーガレットコミックス)そんでむらさきどーなった? (マーガレットコミックス)

著者:幸田 もも子
販売元:集英社
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誰がスッピン見せるかよ (マーガレットコミックス)誰がスッピン見せるかよ (マーガレットコミックス)

著者:幸田 もも子
販売元:集英社
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幸田さんの初期の短編集2冊も、「ヒロイン失格」以外読んだことがなかったので買ってみたのですが、可愛い話が多くて楽しかったです。一生懸命な女の子はいいなあ、と思いました。

夏目友人帳(12巻)

緑川ゆきさんの「夏目友人帳」12巻を買って読みました。

夏目友人帳 12 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 12 (花とゆめCOMICS)

著者:緑川ゆき
販売元:白泉社
発売日:2011/07/05
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「代答」「怪しきものの名」「硝子のむこう」のお話が収録されています。

ちょうどアニメも第三期がテレビ東京で月曜深夜に放送されていますが、相変わらずきれいなつくりで好きです。

表紙は、主人公の夏目と、夏目に化けたニャンコ先生。ニャンコ先生が女の子に化けたときの姿が、きれいで好きでした。

寂しさと、異質と、友情と。「夏目は強いんだよ」っていう名取さんに、夏目がんばれ、という気持ちになりました。

百鬼夜行抄(20巻)

今市子さんの「百鬼夜行抄」20巻を買って読みました。

眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄20 (ソノラマコミックス)眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄20 (ソノラマコミックス)

著者:今 市子
販売元:朝日新聞出版
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「別室の客」「亀裂の家」「取りかえ子」「毒の皿」「若水取り」の5編と、あとがき漫画「夜行する単線脳」が収録されています。

今回どの話も面白くて、特に「若水取り」が好きでした。律と司と、晶のいとこ同士が、ずっと成長していく様子がゆっくり描かれていて、止まっているようで進んでいくストーリーに引き込まれます。

表紙の浴衣の律も、かわいくて大好きです。

眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄(19)眠れぬ夜の奇妙な話コミックス 百鬼夜行抄(19)

著者:今 市子
販売元:朝日新聞出版
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LOVELESS (10巻)

高河ゆんの「LOVELESS」10巻を買って読みました。

LOVELESS 10巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) LOVELESS 10巻 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

著者:高河 ゆん
販売元:一迅社
発売日:2011/05/25
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立夏(りつか)と唯子(ユイコ)が可愛くて好きです。草灯(そうび)と貴緒(きお)とゼロの二人も好きになってきたし。

「なんかあって 嫌いになるなら 好きって言わないだろ」のセリフが好きでした。

『佐藤くんと田中さん』も、吸血鬼ものみたいなので、読んでみたいなと思いました。

佐藤くんと田中さん-The blood highschool 1巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) 佐藤くんと田中さん-The blood highschool 1巻 限定版 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)

著者:高河 ゆん
販売元:一迅社
発売日:2011/06/25
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ラヴァーズ・キス

吉田秋生さんの「ラヴァーズ・キス」小学館文庫を買って読みました。

ラヴァーズ・キス (小学館文庫)ラヴァーズ・キス (小学館文庫)

著者:吉田 秋生
販売元:小学館
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「海街diary」を読んでから、そのつながりで読みたくなって。

高校生のときに読んだのを思い出しましたが、今読むと、ほんとに名作で、いろんな場面で胸が痛くなって涙が出ます。「大好きだよ」のキス。

藤井朋章と川奈里伽子の章、「悪い噂」と「冷たい月」。鷺沢と緒方の章、「Je te veux」と「好きやねん」。尾崎美樹と川奈依里子の章、「彼女の嫌いな彼女」と「TEMPEST」が、全部でひとつの物語になっています。

海街diaryと時代は違っても、同じ痛みや傷を抱えた人たちの、激しい気持ち、優しい気持ち、愛する気持ちが、鎌倉の海と自然の中で輝いて、胸に迫ってきます。

たぶん私が高校生だったころは、自分とあまりに違う世界に、でもその真剣さに、入り込むことができなかったんだな、と思いました。私は当時、えりのように、たぶんすごく潔癖だったし、弱かったし。大人になった今なら、そう思える、そんな作品でした。

ひらけ駒!(2巻)

南Q太さんの「ひらけ駒!」2巻を買って読みました。

ひらけ駒!(2) (モーニングKC)ひらけ駒!(2) (モーニングKC)

著者:南 Q太
販売元:講談社
発売日:2011/06/23
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「母も将棋始めました」「将棋で深まる親子関係」「WE LOVE 将棋」の文字が帯に書かれています。

裏表紙には「宝が始めた将棋に母親も挑戦!? 指せば広がる将棋の世界!」と。

小学生の宝君が、泣いたり笑ったり、「将棋してると得することがいっぱいある!」といったり、じたばたしたり頼りになったりするのも可愛いのですが、母親の料理作ったりお迎えに行ったりビール飲んだりしながら、息子につられて将棋にはまっていく様子がとても好きです。


ひらけ駒!(1) (モーニングKC)ひらけ駒!(1) (モーニングKC)


著者:南 Q太

販売元:講談社

発売日:2011/03/23
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青豆とうふ

安西水丸さんと和田誠さんのエッセイ集、「青豆とうふ」を買って読みました。

青豆とうふ (新潮文庫)青豆とうふ (新潮文庫)

著者:安西 水丸,和田 誠
販売元:新潮社
発売日:2011/06/26
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村上春樹さんが解説です。「青豆とうふ」というタイトルも、水丸さんと春樹さんが渋谷の小料理屋さんでビールと食事を楽しみながら、タイトルを何か考えてよ、という水丸さんの頼みに、春樹さんがつけたものだそうで、以前そのエピソードを読んだときに、素敵だなあ、と思ったのを思い出しました。

和田さんと水丸さん、ふたりの絵と文章が交互に楽しめる、とても読みやすくて楽しいエッセイ集です。

あははと笑える楽しさなのですが、奥が深くて、おしゃれで、じっくり読み返したくなるような一冊でした。

かよちゃんの荷物(3巻)

雁須磨子さんの「かよちゃんの荷物」3巻を買って読みました。

著者による全37話解説を読み終わるまで、完結編だと気づかなかったのですが、終わっちゃった、という寂しさと、いい話だったな~という満足感と。

等身大の30歳女子の日常なのですが、かよちゃんとひとみちゃんに、わかるわかる~と思いつつ、アニメや店長の面白さに、また1巻から読み直して、改めて面白いな~と満足しました。

かよちゃんの荷物 ③ (バンブーコミックス ) かよちゃんの荷物 ③ (バンブーコミックス )

著者:雁 須磨子
販売元:竹書房
発売日:2011/07/07
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かよちゃんの荷物 2 (バンブー・コミックス) かよちゃんの荷物 2 (バンブー・コミックス)

著者:雁 須磨子
販売元:竹書房
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脳内ポイズンベリー(1巻)

水城せとなさんの『脳内ポイズンベリー』1巻を買って読みました。

脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス) 脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックス)

著者:水城 せとな
販売元:集英社
発売日:2011/05/19
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「ああ どうしよう 頭の中が大騒ぎだ」という帯の文句のとおり、頭の中でいろんな自分が会議しているお話です。

櫻井いちこ(29歳)と、飲み会で会って以来気になっていた早乙女クン(23歳)との再会から、その後の怒涛の展開が面白くて、いちこさんの可愛い脳内ポイズンベリーが楽しくて、続きが楽しみです。

『コーラス』で連載中ですが、水城せとなさんの『黒薔薇アリス』と『失恋ショコラティエ』と『脳内ポイズンベリー』、どれも大好きで、たくさん連載抱えていて漫画家さんってほんっとにすごいな、と感動します。

Yesterday, Yes a day

岩本ナオさんの「Yesterday, Yes a day」を買って読みました。

Yesterday、Yes a day (フラワーコミックス) Yesterday、Yes a day (フラワーコミックス)

著者:岩本 ナオ
販売元:小学館
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春野小麦、という女の子と、多喜二という幼馴染の男の子のお話。

春野スバル、というお兄ちゃんと、病気で入院しているお母さんと、家にいるおばあちゃんと、お父さんと、いとこのルイちゃんと、中臣くんと、田舎の高校生たちの夏休みの日常生活が、すごく不思議で可愛くて身近で切なくてさっぱりと甘くて寂しくて、よかったです。

『町でうわさの天狗の子』も大好きですが、ファンタジー要素のない『町でうわさの天狗の子』みたいな感じで、多喜二と小麦が可愛くてよかったです。

初コミックスの『スケルトン イン ザ クローゼット』も読んだことないので買ってみようかな、と思いました。

スケルトンインザクローゼット (フラワーコミックス) スケルトンインザクローゼット (フラワーコミックス)

著者:岩本 ナオ
販売元:小学館
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少女少年学級団(7巻)

藤村真理の『少女少年学級団』7巻を買って読みました。

少女少年学級団 7 (マーガレットコミックス) 少女少年学級団 7 (マーガレットコミックス)

著者:藤村 真理
販売元:集英社
発売日:2011/04/25
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小学生の女の子が主人公なのですが、こんなに切ない気持ちになったり、心配したり、楽しかったり、ドキドキしたり泣いたりきゅんとしたりできるなんて。健兄と遥も、渡も勇馬もカズも、みんなもう可愛すぎてかっこよすぎて大好きです。

別マの8月号でも、衝撃の展開で、一番に読むのは『少女少年学級団』なくらい、面白いです。

7巻は、帯に「可愛くするの禁止!」って書かれていて、もうね、このシーンは私の中で全部キラッキラの宝物です。あと、遥と渡が飴を食べるシーンも好きですが。

健兄は、ほんとにかっこよくて好きなので、藤村先生、どうかよろしくお願いします!な心境です(何をだ)。でも悩む!(母親の心境;笑)

別冊 マーガレット 2011年 08月号 [雑誌] 別冊 マーガレット 2011年 08月号 [雑誌]

販売元:集英社
発売日:2011/07/13
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大奥(7巻)

よしながふみの「大奥」7巻を買って読みました。

江戸中期、江島生島事件と、吉宗の時代の1巻の続きのお話です。

江島と月光院と越前守の話、好きでした。

1巻から読み直して、ストーリーを把握しないといられない気分になって、日曜日に1巻から全部読み返してしまいましたが、面白かったです。

「メロディ」で連載中ですが、このまま江戸時代最後まで描いてくれるような期待も持ちつつ、この先どうなるのか、続きを楽しみにしていきたいと思います。

大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301)) 大奥 (第1巻) (JETS COMICS)

著者:よしなが ふみ
販売元:白泉社
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大奥 第7巻 (ジェッツコミックス) 大奥 第7巻 (ジェッツコミックス)

著者:よしなが ふみ
販売元:白泉社
発売日:2011/06/28
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密やかな結晶

小川洋子さんの『密やかな結晶』という文庫本を買って読みました。

密やかな結晶 (講談社文庫) 密やかな結晶 (講談社文庫)

著者:小川 洋子
販売元:講談社
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日記を書くのがすごく久しぶりなのですが(読んだのに書いてない本がたまってる)、一番最近読んだ本からリハビリっぽく感想書いていきます。

デパートの本屋さんで、今月のおすすめの一冊、に選ばれていたので、しばらく前に買ったのですが、昨日読み終わりました。10年以上前の本ですが、古い感じもしないです。

架空の島に住む女の人の話。何かを失った人の小説を書いている女性が、何かをどんどん失っていく、失われていく記憶と物質のお話です。

秘密警察に大事なものを壊されたり、隠れ家に大事な人を匿ったり、いろいろなものの記憶がどんどん消えていく不思議な設定の島で、みんながそれに慣れ、でもそれに慣れない人もいて、大きな力と、それに抗おうとする小さな力の話。

解説に、「アンネの日記」との関わりの記述があって、読んでいるときは気付きませんでしたが、確かにアンネ・フランクの隠れ家とちょっと似ているのですね。

おじいさんの話し方や、フェリーの仕事がなくなってしまっても、いろんな技術を確かに持っているしっかりした生き方が、好きでした。

小川洋子さんの本を読んだのはこれで三冊目ですが、またそのうちに別の本も読んでみようと思いました。

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